2019年06月29日

つく抜糸&病理検査結果詳細

本日、つくしさんの脾臓摘出手術の抜糸に行って参りました!

看護師さんの保定(バンザイのポーズ)でパチンパチンと先生が切った糸の結び目の数を
コッソリ数えてみたらちょうど10針。糸が取れた後の傷跡は思いのほか綺麗でしたー!

そして今初めて書きますが、実は脾臓と一緒に前からお尻付近にポコンと出来ていたイボ
のようなデキモノもついでに取ってもらっていたのです。

以前からちょっと気になっていて、経過観察しながら大きくなるようなら部分麻酔で取る
ことも考えましょう、と話していたのですが今回麻酔ついでに切除をお願いしていました。

で、こちらも2針ほど縫っていたのですが、その抜糸をする気配のない先生。
そっちの抜糸もするものだと思ってずっと保定している看護師さんと、こりゃ完全に忘れて
いるな〜と察したワタクシと2人で「先生〜お尻の抜糸もお願いします」と言ったら先生、
アーッ!っとなって「一生付けておくとこだった・・・」と言いつつ切ってくれました。

つったん、これで本当にすっきりしたな!


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待合室で確認のための血液検査の結果を待つつくしさん。
もちろん結果は手術後・退院時の数値からは改善されていて問題なしでしたー!

そして切除した脾臓とお尻のデキモノの病理検査結果も詳しく聞いてきました。
以下、病理組織診断書を転記します。


所見
①脾臓:全摘出された脾臓が提出されました。この脾臓には3×2.5×1cmの腫瘤が
形成されていました。この腫瘤部辺縁部から3枚、非腫瘤部の脾臓から1枚の標本を
作製し、鏡検しました。
腫瘤内の大部分はうっ血・出血(血腫)によって構成されていましたが、内部や
辺縁にはリンパ球の集簇巣が散在しています。このリンパ濾胞は小型ではありますが、
固有構造を保っています。その他、病変内には造血細胞や形質細胞、組織球が散在
しています。悪性所見は目立ちません。

②左大腿部皮膚:提出された結節は直径約0.2cmで分割して鏡検しました。
これは、真皮内に形成された境界明瞭な腫瘍性病変です。この腫瘍組織は皮脂腺
由来細胞の多数の不規則な島状、巣状増殖巣で構成されています。多数を占める
腫瘍細胞は、境界明瞭、比較的狭い細胞質と、円形〜楕円形の核を有する基底細胞で
構成され、その間をより分化した、広い泡沫状の好酸性細胞質を有する皮脂腺細胞が、
孤在性または小さな巣状に散在しています。腫瘍組織は切除されています。

病理組織学的評価
①脾臓:血腫を伴う、結節性過形成 Nodular hyperplasia, with hematoma
②左大腿部皮膚:皮脂腺上皮腫 Sebaceous epithelioma

コメント
①脾臓内は出血によって疎となっていましたが、背景には結節性過形成を認めました。
脾臓の結節性過結成は、中〜高齢の犬にはよくみられる非腫瘍性病変です。単巣性の
ことも多巣性のこともあり、脾臓胞膜から隆起して観察されます。
結節性過生成は比較的脆弱な組織ですので、時に破裂して出血を起こすことがあります。
適切な時期の切除により、これらの結節のために起こるかもしれない脾臓の破裂そして
腹腔内出血を防ぐことができたと思われます。

②皮脂腺上皮腫は皮脂腺の基底補助細胞から発生する良性の腫瘍です。この腫瘍は、
通常、単発性で硬い腫瘤状、プラーク状病変として観察され、しばしば表皮の潰瘍を
伴います。頭部、眼瞼部、背側頚部、背部にもっとも多く発生します。皮脂腺上皮腫
は生物学的性質が基底細胞癌と似ていると言われ、低グレードの悪性度(局所浸襲性)
を有していると考えられていますが、転移は稀です。今回の腫瘍は小型のうちに完全
に切除されており、良好な予後が期待されます。


ざっくり言うと、どちらも今この時期に取ってしまうことが出来て良かった!と。
(ざっくりし過ぎ)

脾臓の方はそもそも腫瘍病変ではなかったものの、腫瘤の内部では血腫による出血もあり
将来的に予想される破裂などを摘出によって防ぐことが出来た。

お尻のデキモノの方はこっちこそ腫瘍病変(良性)であり、低グレードの悪性度を有して
いる可能性があるが、小さいうちに完全に切除したのでもう問題ない。

脾臓全摘出!ってすごいインパクトがあって、決断にとても勇気が要ったようなイメージ
ですが実際は最初に腫瘤の存在を知った時から覚悟は出来ていました。
良性なら爆弾のある脾臓を取ってしまうことによって将来的なリスクを減らすことが出来る
んだから積極的予防手術?のような・・・。

おかげでお尻のデキモノまですっきりして、つくしさんのこれからのシニアライフは明るい
ものになったはず!・・・まだ全然シニアを感じさせないつくしさんではありますが。

これにて手術関連の通院はもうおしまい!8月にワクチン接種する時に経過を見る予定です。

 * * *

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とってもよく頑張ってくれたつくしさんのご褒美にいつも行くカフェに寄り道。
今日の病院での体重は2.7kgでした。もうちょっと増量しても良いな。


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キラッキラでわんこワッフルを見つめるつくしさんを肥やすのは割と容易い気がします。


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posted by ぷるゆ at 23:59| Comment(2) | 健康 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おお!
よかったよかった、おめでとうございます~^^
ハラハラしながら読み逃げしておりました(オイ)

ウマウマ祭り、楽しみだね~♪
Posted by ゆき at 2019年06月30日 00:35
■ ゆき さま

検査結果が出るまでは飼い主もハラハラしながらブログをUPしておりましたが
全てが丸く収まりもうすっかり日常が戻っております。
あれは幻じゃったかな・・・。

ハラハラして頂いたのが申し訳ないくらいウマウマしまくっておりますよ。
昨日はトラ実家でリンゴ、きゅうり、サツマイモの食べ放題。
・・・晩ごはん減らしました・・・。
Posted by ぷるゆ at 2019年07月08日 15:53
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